2017-04-19

【しくじり先生】森脇健児さんのホロスコープリーディング

テレビ番組の【しくじり先生 俺みたいになるな】に出演していた森脇健児さん。

実力不足のまま大ブレイク、その後お仕事が無くなりどん底を味わった、というエピソードでしたが、「これは…!木星-海王星のアスペクトがあるな…!」とホロスコープを見てみました。

森脇健児さんのホロスコープ

出生時間不明のためハウスは無視です

木星-海王星のアスペクト、本当にあった!

大ブレイク、大抜擢運。実力以上に評価されてしまう木星と海王星のソフトアスペクト、本当にありました。しかも、土星を含めて【グランドトライン】です。

グランドトラインは信号のない整備された道のような感じなので、ブレイク当初は、まさにこのグランドトラインの中を全速力で上昇していったのでしょう。木星と海王星というどちらも拡げていく天体。そのスピード感が半端なかったことが想像できます。

が、森脇さんはその後にお仕事を失ってどん底を味わっています。

干された理由

お仕事がなくなった理由として、簡単に言うと番組内では【実力がなかった】【究極の勘違い野郎だった】とご自身でおっしゃられていましたが、占星術的に見れば、グランドトラインの中の土星を活かせなかったことにあります。

森脇さんのグランドトラインは水のエレメントで構成。本来、人の心に寄り添うことで物事がとーってもスムーズに進んでいく幸運を持っています。

ですが、【勘違い野郎】というのは、現実を見ることが出来ない、周りの人の気持ちをないがしろにしている状態であり、まさに【魚座(人の気持ちを受け止める)】の【土星(現実的に)】を活かせていない状態です。

どこまでも拡がっていく木星と海王星に対し、ルール付けをする土星が地に足をつけさせようと必死でこのグランドトラインを支えていました。が、森脇さんはそのことに気が付かず、傷ついた土星はそのことに気付かせるための試練を与えます。

どん底期

森脇さんはグランドトラインの他に、土星-天王星-月のTスクエアもお持ちです。「お仕事がなくなってからも過去の栄光を忘れられずにいた」とおっしゃっていましたが、土星と天王星のオポジションは、自分の考えなどに固執する傾向があり、このアスペクトもなかなか現実を受け入れられない一因となったのでしょう。

さらにそのオポジションを月(感情・心)が調停しているため、月が抑制されて、感情が全く無くなってしまった時期もあったことでしょう。精神的には相当キツかったことと思います。

「お仕事がなくなって来たときに我に返ることを拒否していた」

…あー…まさに、月(心)を抑え込んで、思い込み(天王星-土星)を優先していたのだな、と思います。Tスクエア…恐るべし…

ノーアスペクトの太陽と金星

東京でお仕事がなくなった後、ボクシングのプロライセンスを取ったり、マラソンに力を入れたりと様々なことをされたようですが、森脇さんは太陽がノーアスペクト。方向性が定まりきらない印象がありますが、それで良いのです。その時々、周囲の環境によって、太陽の目指す方向が見えてくる人なのでしょう。火星と水星はトラインで本来はとても頭の良い人なので、驕りさえしなければ自分の立ち位置を確認するのは、そんなに難しいことではないはずです。

 射手座の月と魚座の金星

月は射手座。心は広くとっても伸びやか、自由でおおらか。基本的に善意の人です。

魚座の金星は…どこか天然な雰囲気はこの金星からかな と思います(笑)。愛されキャラですよね。涙もろいところなんかも魚座の金星の感受性の鋭さが溢れています。ノーアスペクトなので、いつまでも若々しい感性を持ち続けていられます。

 

ざっくりとではありますが、以上です…!

 

 

 

 

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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