2017-11-01

相性鑑定【太陽】×【天王星】のアスペクト

シナストリーって何?

簡単にいうと、西洋占星術で相性を見るための手法です。自分のネイタルチャートとお相手のネイタルチャートを重ね合わせて、どの星とどの星がアスペクトを持つかを一つ一つ確認していきます。

相性占いとは複雑なもの

シナストリー法では一つ一つの星を見ていきますので、この星とこの星の角度(相性)は良くても、この星とこの星の角度は良くない、ということも十分にありえることです。

例えば、公の自分を表す【太陽】とお相手の【太陽】は良い角度(ソフト・アスペクト)を取っていたとしても、プライベートな自分を表す【月】とお相手の【月】が悪い角度(ハード・アスペクト)を取っていたりすると、会社やある程度ビジネスライクな場面では意気投合できる相性ですが、日常生活やプライベートではなかなか上手く行きづらい相性になる、いうことです。

さらに、【太陽】同士、【月】同士と同一の星同士のアスペクトではなく、【月】と【太陽】とか、【金星】と【木星】とか、組み合わせは無数です…!さらには、前世・来世のご縁を見るために【ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル】を確認したり、セクシャルな相性などを見る時には【リリス】を確認したり…もします。

簡単にいうと、 西洋占星術の相性鑑定は少々複雑 です。

相性を見るためのチャートを作る方法

2つのホロスコープを重ね合わせて作る2重円のチャートを作れるサイトでホロスコープを作成しましょう。

nut’s wheelさんでも二重円のホロスコープを作ることができます。

自分の【太陽】と相手の【天王星】にアスペクトがある場合

【太陽】は「公の自分」や「人生の目的」「進みたい方向」などを表し、【天王星】は「変化」「改革」「革新」などを表す星です。

そんな太陽と天王星がシナストリー法でアスペクトを持つ場合、ソフト・アスペクトであろうと、ハードアスペクトであろうと、太陽側の人に対して天王星側の人は「変化させる人」。新しい自分を見つけてくれる、もしくは新しい自分に生まれ変わるような刺激を与えてくれる存在です。

※相性鑑定では、ハード・アスペクトの関係は必ずしも悪い作用だけではありません。むしろ、男女の関係においては恋に落ちるスピードを速めたりすることもあります。

※合は吉凶両方の作用がありますが、シナストリーではソフトアスペクトに入れています。

【太陽】×【天王星】ソフト・アスペクトの場合(合・トライン・セクスタイル)

自分の太陽と相手の天王星がソフトアスペクトで繋がる場合、そのお相手によって、「新しい自分自身」に出会えるかもしれません。その人と付き合っているうちに、いつのまにか自分が新しく生まれ変わっているような、そんな体験をさせてくれる人です。

逆に自分が天王星側であるならば、特に意識せずとも相手が変わってしまうほどのインパクトを無意識に与えている事でしょう。そして、相手もそのことを楽しんでいけるような関係です。

【太陽】×【天王星】ハード・アスペクトの場合(オポジション・スクエア)

太陽側の人は、天王星側からの与えられる刺激に対して、自分自身を急激に変えられるような・抵抗できずに変わっていってしまうような不安を感じるかもしれません。変わって行く自分をコントロールできないようなそんな関係性であることが多いです。

あまりの急激さに少し戸惑い驚くかもしれませんが、それだけ貴重な相手だということ。その激しさに身を委ねてみるのも良いかもしれません。

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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