2017-01-02

11ハウス(11室)に土星がある人

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人生における土星の役割

人が生まれた時の天体の配置を記したホロスコープ(出生図・ネイタルチャートなどと言います)で土星が配置されているハウス(場所)は、その人が人生において苦手感を抱くテーマを示していると言われています。

そのテーマ(ハウスによって異なる)に気づき、その苦手感を克服することによって、後に強みとなる。試練を通じて強い自分を作る力を与える星、それが土星!

乗り越えるまでは何度でも土星による試練が与えられ訓練を受けるうちに、乗り越え自分の強みなる、そんなテーマ。今回は11ハウスに土星がある場合を考えてみます。

11ハウスは、仲間・友人・未来・希望を表す

11ハウスは、場所や時間を超えた横のつながりを示すハウスです。よって、グループ活動、友人などを表すとされています。それと同時に11ハウスは元々水瓶座のナチュラルハウス(水瓶座が管轄しています)。時間や空間を超えて制限のない場所=インターネットや未来や希望をしますこともあります。

そこに土星が入るとどうなるか…?

未来や希望に不安感を持ったり…

漠然と将来を憂いたり、そのためより現実的で夢や希望を持てない将来を思い浮かべたりします。自分の未来をちっぽけで平凡なものであると思い込むことで、それが普通と安心しようとする傾向があります。要するに自分の未来に自分自身が制限をかけてしまいます。

友人が少なかったり…

11ハウスの示すことの中には友人・仲間・サークル活動なんて意味もあります。またそれらを作っていく過程を示すことも。そこに土星があるので、友人関係に苦手感を持つ場合もあります。

試練を乗り越えるとどうなるのか

少ないながらも現実的でしっかりと地に足のついた友人、親友と呼べる友人ができるようになるでしょう。そういった親友から人生にプラスになるアドバイスを受けられるかもしれません。またグループ・サークルを表す11ハウスの土星には、現実的な目的で仲間と集うという意味にも取れるため、資格取得のためなどの勉強会などに参加することも良いでしょう。

 

土星シリーズ

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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