2017-04-08

月星座に見る前世と今世の課題【蟹座】

過去生、つまり今世に持ち越した癖や刷り込みは、出生のホロスコープから読み取る事が可能です。

月に注目する

因縁とか人との縁を確認するときは、まずドラゴン・テイルを確認しますが、単純にその人の過去生や置かれていた状況を予測するならば月に注目します。月は、”幼少の頃に刷り込まれたもの”であり、もっともパーソナルな性質を持ちます。その性質の方向性を表すのがサイン(12星座)です。月はもともと自分自身に備わっているものであり、コントロールできない部分。もしも過去生・前世があるとするならば、ここに現れているだろうと考えてます。

自分の月星座を知る方法

ホロスコープは無料で作れるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索し、ご自身の月星座をご確認ください。月の正しい位置を調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。

月星座【蟹座】の前世

月を蟹座に持つ人は、過去生のどこかで家族や親戚などに支えられ、身内の人々に強く依存する人生を送りました。怪我や病気などによって家族の世話にならなければ生きていけないという経験もあったでしょう。

このため、月星座蟹座の人は今世でも誰かに面倒を見てもらいたいという願望を持ち、そうでないと自分は生きていけないというような不安と怖れを胸に抱いています。

月星座蟹座が陥りやすいパターン

今世、縁があって家族になった人々というのは、月星座蟹座の人にとってとっても大切な人です。家族は『自分が生きるために必要不可欠な存在』でもあります。

しかし、この無意識に刻まれている認識が月星座蟹座独特の強い依存心または過干渉を引き起こします。

月星座蟹座の人の思想・行動パターンとしては、次のようなものが考えられます。

自分のことをいつも気にして生涯に渡って面倒見てくれる人がいないと不安→家族と離れられないような関係性を作れば良いんだ!→過干渉・過保護→自分なしでは生きていけいない存在を作る→自分も相手無しでは生きていけなくなってしまう。

今世で学ぶべきこと

月星座蟹座の人が今世で学ぶべきことは、家族や近しい人の世話を焼き何もできなくしてしまう、またはその逆で、自分自身が何もできなくなり(しなくなり)相手にべったり依存するのではなく、お互いがそれぞれに自立しその上でお互いがお互いを大切に思えるような親密な関係を築くことです。

相手に執着し不健全に共依存するのではなく、お互い尊重しあえる家族を作ること。その時に初めて自由の素晴らしさを知ることになるでしょう。

 

月星座に見る前世と今世の課題

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です