【天に見張られた人】冥王星とのハードアスペクト
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冥王星とのハードアスペクト
冥王星は「頂点・極限・破壊と再生」を表す星であり、冥王星と個人天体、特にライツ（太陽・月）がアスペクトを持つときは、冥王星の影響を多分に受けます。
「天命と違う道を歩んでいる場合には、強制的な力によって天が示す道に連れ戻される」アスペクトであり、それがハードアスペクトであると「強制的に連れ戻される感じ」が強くなります。
そもそもハードアスペクトは「 〜させられる感」が強く出るものなので、破壊と再生の冥王星と絡む場合には、退路を断たされる、全部を捨てさせられる、有無を言わせずに違う道（本来の道）に連れて行かれる、という感じが出てきます。
自分自身ではコントロールできない 「力」が人生に働くため、冥王星とアスペクトを持つ人は「天に見張られた人」 と言われます。
スクエアとオポジションの違い
90度でぶつかるスクエアと180度でぶつかるオポジションは、そのぶつかり方が違ってきます。スクエアは車でいうなら進行方向横から不意にガツンとぶつけられる感じ。思ってもいない方向から突然その「出来事」が現れます。
オポジションは、車でいうならば正面衝突。「わわわ」という感じはありつつも、その衝撃度は半端ないです。また、常に真正面に冥王星が腰を据えているため、「いつも誰か（天）に見られている」緊張感やキリキリした感じがスクエアよりも強くなります。
月と冥王星ハード・太陽と冥王星ハードの違い
月はその人の本質や内面・心を表し、太陽は社会的な自分を表します。よって、冥王星による強制的な修正がどこに入るのかが異なります。月と冥王星ハードの人は精神面に、太陽と冥王星ハードの人は自分を取り巻く環境的に、その修正が入ることになるでしょう。
どちらにせよ、【月】精神面変化→社会面の変化、【太陽】社会面の変化→精神面の変化と、結果的にはどちらにも変化を促されます。つまり、どちらも変えていかなくては冥王星の軌道修正は終わらないのです。
具体的には、月冥王星ハードの場合、何か衝撃的な出来事があり「変わらなくては」という精神的な変化が先で、行動が変化し、太陽冥王星ハードの人は、外的な出来事により、行動を変えざるを得ない状況が先に訪れ、その後精神的変化を促されます。
太陽冥王星ハード・月冥王星ハードに共通するのは
そうした 強制的な軌道修正の後には、必ずギフトがある こと。天の示す道を進み始めるとびっくりするぐらい物事がスムーズに流れたり、大きな仕事が決まったりと星の後押しを受けられます。強制的に軌道修正されるときには、ショックや挫折感を一時的に味わうこともありますが、 結果的にその決断が正しいと証明される ようなことが起こるのです。
冥王星は破壊と再生の星
冥王星は、破壊と再生の星であるので、軌道修正後には必ず元々居た「位置」よりも高いところに居るのです。手放したものが大きければ大きいほど、それ以上のリターンを得られます。
やっぱり冥王星は半端ない
先日12星座スナップにご協力いただいた浜本彩香さま（12星座スナップ）にホロスコープ鑑定をご依頼いただいたのですが、浜本さま、冥王星と月のオポジションをお持ちでした。特に浜本さまの場合、オーブも1度以下、元々感性が鋭い（冥王星×海王星のスピリチュアル星有り）なのでより冥王星の影響が強く出ていて、お話を伺うにつれ「冥王星やっぱりすごい…（怖い！）」と再確認し、今回記事にしました。
凄みを醸し出すハードアスペクト
鑑定をさせていただくと、冥王星とライツ（太陽・月）のハードアスペクトがある方はやはり独特の凄みを感じる場合が多いです。可憐なお姿であってもどことなく立ちのぼる（と私には感じられる）「何か」。それは、それまでの人生において何度も冥王星よる課題を乗り越えられてきた人だけが醸し出せるものなのだと思います。
自分で選んで生まれてきた星配置
冥王星は0か100の世界なので、冥王星ハードの人は、課題を乗り越え星の後押しを受けて成功するか、その逆か、極端な人生になりがちです。
…星の配置は自分自身が生まれる前に選んできたものであり、生まれる前に「 今回は簡単な人生ではつまらない！色々乗り越えて力強く生きたい…！ 」という願いを込めたホロスコープです。
ホロスコープの星配置に良い悪いはありません。ハードアスペクトは、“高い飛躍力”を秘めた力強い配置です…！ 様々な出来事をバネに高みを目指す人生を楽しみましょう…！
▽自分の太陽冥王星についても書きました🖊
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【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師（初めましてのかたへ→自己紹介）
