2017-11-21

12月20日土星が山羊座へ−王の帰還−

いよいよ本拠地へ

本日から約1ヶ月後の2017年12月20日に土星が本来の居場所である【山羊座】に戻ります。土星にとって一番本領を発揮できる場所=マイサインである山羊座。土星は

土星は約29年をかけてホロスコープを1周し、前回土星が山羊座にいたのは1988年11月〜1991年2月ごろ。今年、26年ぶりに土星が本拠地に戻ります。

イメージとしては、厳しい王様が久しぶりに自分の国に帰ってきて、領土内の色々なところや分野で無駄を省くために ばっさばっさ不要なものを処分していくような感じです!処分を渋っていると捨てざるを得ない状態に追い込まれます。笑

マイサインでの天体

天体が自分の居場所=マイサインに戻ると、当然ながらその星の力が強まります。

 土星の持つ意味は、制限、地に足をつける、ルール付け、ブレーキ、縮小、向かい風など ですから、こういった方向性での出来事が、土星が山羊座に居る2020年3月末ごろまではやや強めに起きやすくなるでしょう。

どのハウスに入室しているか

では具体的に 自分の人生のどんな場面で、土星による向かい風・課題が起きやすいのか 、ご自身の出生時のホロスコープ(ネイタルチャート)の“どのハウス”にトランジット(現在運行中)の土星が入室するかを読み解くことで分かります。

土星が運行中の場所(ハウス)は、物事の動きが遅くなったり、いつも以上に労力・時間がかかるようになります。その分じっくりとその事柄(ハウス)に意識を向けることになります。

土星が運行中のハウスを確認する方法

インターネット上のホロスコープ作成サイトにて、ネイタルチャート(出生時のホロスコープ)とトランジット(現在運行中の星の位置を記したホロスコープ)を重ねた『二重円のホロスコープ』を作成してみてください。

(→こちらで作成できるようです。ご自身のお誕生日を内円に設定してくださいね…!なお、ハウスを読むには正確な出生時間が必要です)

ご自身のホロスコープのどのハウスに、トランジットの土星がありましたか…?

トランジットの土星が1ハウスにある

「自分自身」「自分の在り方」「社会に対してどのように自分を見せていきたいのか」など、自分に対してより深く考える時期

トランジットの土星が2ハウスにある

自分自身のお仕事や収入、自分の才能といったものに対してより深く考える時期

トランジットの土星が3ハウスにある

自分の基礎をもう一度確固たるものにするための時期

トランジットの土星が4ハウスにある

家庭や自分の心の休まる場所・事柄についてより深く考える時期

トランジットの土星が5ハウスにある

自分を表現することについてより深く理解する時期

トランジットの土星が6ハウスにある

お仕事についてより深く考える時期

トランジットの土星が7ハウスにある

結婚・その他 他人とのパートナーシップについてより深く考える時期

トランジットの土星が7ハウスにある

結婚生活、深い関わりを持つ人との関係をより深く考える時期

トランジットの土星が9ハウスにある

新しいことを学ぶこと、挑戦するという意味について考える時期

トランジットの土星が10ハウスにある

お仕事、特にご自身の才能をどうやったら社会で生かしていけるかという点についてより深く考える時期

トランジットの土星が11ハウスにある

友人関係や未来的なビジョンに向き合う時期

トランジットの土星が12ハウスにある

潜在意識的な部分での整理作業の時期であり、今までのやり方を捨て去る時期

なかなか手厳しい土星先生

土星は、その人が成長するための課題を与える役割の星ですから、その課題から逃げていると現実の事象として、向きあわざるを得ない状況なども現れてくるでしょう。土星の向かい風は、渦中にいると精神的にきつい…!と感じることも場合によってはあるかもしれません。

しかし、これらの課題は人生において成長するために必要不可欠なことであり、この土星がもたらす向かい風が過ぎた後には、自分自身が成長し、強くなっていることに気が付きます。

「今はこれらのことに向き合う時期なんだ…!」と理解し前向きに進んでいきましょう

メール鑑定
ホロスコープ鑑定
どんな星のもとに生まれてきたのかを知り『自分らしく生きる』ためのメール鑑定。運行中(トランジット)の土星についてもあわせてお伝えしています。

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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