2017-05-17

月星座に見る前世と今世の課題【牡羊座】

過去生、つまり今世に持ち越した癖や刷り込みは、出生のホロスコープから読み取る事が可能です。

月に注目する

因縁とか人との縁を確認するときは、まずドラゴン・テイルを確認しますが、単純にその人の過去生や置かれていた状況を予測するならば月に注目します。月は、”幼少の頃に刷り込まれたもの”であり、もっともパーソナルな性質を持ちます。その性質の方向性を表すのがサイン(12星座)です。月はもともと自分自身に備わっているものであり、コントロールできない部分。もしも過去生・前世があるとするならば、ここに現れているだろうと考えてます。

自分の月星座を知る方法

ホロスコープは無料で作れるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索し、ご自身の月星座をご確認ください。月の正しい位置を調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。

月星座【牡羊座】の前世

月を牡羊座に持つ人は、過去生においては戦場で命をかけて戦ったり、他人と何かしらを奪いあったという、闘争の記憶を持っています。その体験から戦いの神であるアレス(火星)を守護星として持った牡羊座の月を選んで生まれてきたのでしょう。

月星座牡羊座が陥りやすいパターン

戦場や戦いの記憶が残る月星座牡羊座の人は、自分の能力の高さを常に隠して悟られないよう日常生活を送ります。本当は高い能力を物にも関わらずなかなか発揮することができません。

周囲からは「能力がない人」と認定され、「この人になら勝てる」とマウンティングを受けたり、実際に攻撃さること・適当に扱われることなど、本来であれば一番嫌だと思うことをされる側にまわってしまうことがあります。

全てが敵!

前世での記憶により、月星座牡羊座の方は今世でも自分に好意的でない人や反対意見などをいう人に対して「この人は敵!」と自動的に思い込んでしまうクセがあります。

今世で学ぶべきこと

月星座牡羊座の方が現世で学ぶべきことは「敵を味方にすること」です。

相手を自分の味方に引き入れるためにはどうしたら良いか、より良い進め方を一緒に探っていく方法はないか、そういったことを学ぶ必要があります。

前世は「この人は敵だから切ってしまえ…!」という方法でもうまくいったかもしれませんが、現世ではそうはいきません。

他人を押しのけて自分を通す方法ではなく、相手と自分の意見の折り合いをつける方法を学ぶのです。

その方法を理解し実践していけるようになるにつれ、牡羊座の良い面である「何事も真っ先に進んでいく姿」の後ろに人々が増え、月星座牡羊座の人はそれぞれの分野のパイオニアになるのです。

 

月星座に見る前世と今世の課題

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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