相性鑑定【月】×【冥王星】のアスペクト
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シナストリーって何?
簡単にいうと、西洋占星術で相性を見るための手法です。自分のネイタルチャートとお相手のネイタルチャートを重ね合わせて、どの星とどの星がアスペクトを持つかを一つ一つ確認していきます。
相性占いとは複雑なもの
シナストリー法では一つ一つの星を見ていきますので、この星とこの星の角度(相性)は良くても、この星とこの星の角度は良くない、ということも十分にありえることです。
例えば、公の自分を表す【太陽】とお相手の【太陽】は良い角度(ソフト・アスペクト)を取っていたとしても、プライベートな自分を表す【月】とお相手の【月】が悪い角度(ハード・アスペクト)を取っていたりすると、会社やある程度ビジネスライクな場面では意気投合できる相性ですが、日常生活やプライベートではなかなか上手く行きづらい相性になる、いうことです。
さらに、【太陽】同士、【月】同士と同一の星同士のアスペクトではなく、【月】と【太陽】とか、【金星】と【木星】とか、組み合わせは無数です…!さらには、前世・来世のご縁を見るためにドラゴンヘッド・テイルを確認したり、セクシャルな相性などを見る時にはリリスを確認したり…もします。
簡単にいうと、西洋占星術の相性鑑定は少々複雑です。
相性を見るためのチャートを作る方法
2つのホロスコープを重ね合わせて作る2重円のチャートを作れるサイトでホロスコープを作成しましょう。
nut’s wheelさんでも二重円のホロスコープを作ることができます。
自分の【月】と相手の【冥王星】にアスペクトがある場合
【月】は「感情」や「内面的な自分」などを表し【冥王星】は「破壊と再生」「極限」「頂点」などを表す星。冥王星は、太陽から一番離れた場所にあり、人智の及ばぬ領域を表す星でもあります。
よって、シナストリーで「月」と「冥王星」がアスペクトを持つ場合「自分でコントロールできない力が働いているように感じる」のです。
冥王星は圧倒的な力を持つため、月側の人が圧倒的に影響を受けるでしょう。そして、その「作用」はソフト・アスペクトかハードアスペクトかで少々現れ方が変わってきます。
※相性鑑定では、ハード・アスペクトの関係は必ずしも悪い作用だけではありません。むしろ、男女の関係においては恋に落ちるスピードを速めたりすることもあります。
※合は吉凶両方の作用がありますが、シナストリーではソフトアスペクトに入れています。
【月】×【冥王星】ソフト・アスペクトの場合(合・トライン・セクスタイル)
感情の「月」と「冥王星」にソフトなアスペクトがある場合、冥王星側の人のことを何と無く気になって仕方がなくなるでしょう。「わけもなく惹かれる」「なぜか気になって仕方がない」そんな関係性になります。
また「冥王星」は破壊と再生を表す星でもあります。冥王星側の人に出会ったことで、月側の人の内面が180度変わってしまうことも。これにより、運命の出会い、宿命的な恋であるを感じることもあるでしょう。
【月】×【冥王星】ハード・アスペクトの場合(オポジション・スクエア)
ハードアスペクトの場合は、冥王星側の人の影響力がソフトアスペクトよりもより強烈な印象を伴って現れます。「どうしても離れられない人」になることも多く、宿命的な恋であると感じることでしょう。
どうしても惹かれてしまうのに、一方で「強制されているような感じを受けてしまう」のも、この関係でそれであってもやはり離れ難さを感じます。
もし二人の恋愛がダメになってしまったとしても、思い出の中でも特別な存在となりうる人でしょう。