11ハウス(11室)に月がある人
人格の基礎である月
月は個人の【心】や【内面】などを表す非常に大切な星の1つです。月はその人そのものであり、最もリラックスした状態を表します。また、月は幼少時代に身についた“心のクセ”を表します。このクセ、つまり“感じ方・反応の傾向”は大人になっても変わらず、あまりにも当たり前のことになってしまっているため、自分では意識できない部分でもあります(しかし、身近な人には分かりやすいくらいに伝わっている反応です)。
自分の月のハウスを知る方法
出生時のホロスコープで自分の月の位置を確認してみてください。
ホロスコープは無料で作成できるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索してみてください。ハウスを調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。
人の輪を大切にする
11ハウスはサークル活動や友人のハウス。ここに月がある人は、人と人のつながりを非常に大切にします。月は女性を表すため、女性からのバックアップが期待できる配置です。
役に立てること
11ハウスに月がある場合、友人たちの中に心地よく居られることを好みます。横のつながり集団の中で相談役になったり、感謝されたりということでものすごい喜びを感じたりするのも、この配置の人の特徴です。一方で、月は受信する側の星。他人の気持ちを必要以上に受け取って、自分のペースで行動することが難しいという一面も。8ハウスや7ハウスのように一人の人とがっちり、というよりは広く浅くの友人関係であることが多いでしょう。
女性の未来を作る人
11ハウスは革新・未来を表すハウス、月は「女性」でもあるので、女性の未来を作るような活動を行う可能性や、「母親」を表す月が11ハウスに入ることで、友だちのような親子関係であることも多いです。