3ハウス(3室)に土星がある人
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人生における土星の役割
人が生まれた時の天体の配置を記したホロスコープ(出生図・ネイタルチャートなどと言います)で土星が配置されているハウス(場所)は、その人が人生において苦手感を抱くテーマを示していると言われています。
そのテーマ(ハウスによって異なる)に気づき、その苦手感を克服することによって、後に強みとなる。試練を通じて強い自分を作る力を与える星、それが土星!
乗り越えるまでは何度でも土星による試練が与えられ訓練を受けるうちに、乗り越え自分の強みなる、そんなテーマ。今回は3ハウスに土星がある場合を考えてみます。
3ハウスは、知性・コミュニケーションなどを表す
3ハウスは、身近な範囲を探索するハウスです。それは具体的に表すと、基礎的な学習や知性を磨くこと、コミュニケーションとなります。
そこに土星が入るとどうなるか…?
自分の意見を表明するのがちょっと苦手
身近な探索である、人と話したり話を聞いたりすること、自分自身の気持ちを相手に伝えたりすることに苦手感を持つ傾向があります。もしくは、思ったように伝わらない、もしくは誤解されてしまったりすることも。
まず相手の話を受け取ること
コミュニケーションが苦手だと感じる場合は、まずは相手の話によく耳を傾け、相手の言いたいことをしっかりと受け取りましょう。きちんと受け止めたことが相手に伝われば、自分が伝えたいことをそのまま表現するだけで相手も分かってくれます。そういったコミュニケーションを続けていくうちに、上辺だけの会話ではなく、心からの言葉を発する人であることが相手に理解され、信頼感を獲得していくことに繋がるでしょう。
違う面では…
土星が3ハウスにあっても、コミュニケーションを取ることに対して全く抵抗が無い場合もあります。そういった場合、基礎的な学習部分にコンプレックスを抱くという方向で影響がある方も。自分が知らない知識を持っている人に対して気後れしたりしてしまったりするパターンもあります。
試練を乗り越えるとどうなるのか
何事においても基礎を大事にするため、より実用的な知識を手に入れます。地盤をしっかり固めていくタイプなので、年をとるにしたがって、そうやって地道に集めてきた知識が自身の武器となり、周りから一目置かれる存在になっていきます。
土星シリーズ