【四柱推命】天中殺は新しいことを始めない方が良いのか?
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「天中殺中に新しいことはダメなのか」の疑問
先ほどツイッターにて【天中殺中は新しいことを始めない方が良いと聞きました。本当ですか?】という旨のご質問がありましたので、ブログにも書きたいと思います🙂🖊
まず「天中殺」って?
「天中殺」とは四柱推命の運気の種類の一つで、誰でも12年のうち3年間は天中殺期が巡ってきます。実に12分の3が天中殺であるので、人生の4分の1は天中殺中であるということです。
自分の天中殺の年を調べる方法
まずは簡易命式作成サイトでご自身の命式を調べます(fortune-jewelさんのサイトをご案内しています)
天中殺の枠、上段の十二支(赤色の部分)の年がまず天中殺(空亡)の2年になります。
さらにプラスして、日柱天干の陰陽(黄色の部分)によって、天中殺(空亡)の2年の前後にプラス1年天中殺が加わります。
上の命式は「戌亥天中殺」なので「亥年」と「戌年」が天中殺(空亡)となり、黄色の部分がマイナスなので、「戌亥」の次の年も天中殺になります。よって、「戌・亥・子年」が天中殺の3年間になります。
黄色の部分がプラスの人は、戌亥の前の年も天中殺になるので、「酉・戌・亥年」が天中殺の3年間となります。
「全く意味が分からなーい!」という方はW占術鑑定をご依頼ください😎✨
天中殺の過ごし方
天中殺は「天が味方をしてくれない時期」と言われます。確かに、運気が不安定になり普段起こらないことが起こったり、気持ちがふわふわとするようなこともあるかと思います。
天中殺の期間は、人生の枠が外れる状態。人生が一本の長いパイプであるならば、天中殺の時期はそのパイプがぷつりと切れている期間です。
突き抜けられる可能性を秘める時期
天と地が無くなるイメージなので、これまで感謝の気持ちを忘れず努力し続けてきた人は、どこまでも突き抜けて良い事も起こりやすい時期とも言えます(フィギュアスケートの羽生結弦選手や荒川静香選手の金メダル獲得は、どちらも天中殺の時期の出来事)
地に足が着かなくなる時期
一方で、「天と地が無い時期」でもあるので、地に足が着いていない状態=いつもの自分とは何か違う状態になりがちなとても不安定な時期です。
具体的に起こりやすい事象は以下のとおりです。
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- 頑固になりやすい(天が味方せず、信じられものは自分だけ!と頑なになりやすい)
- 判断力が鈍る(引く押すの強弱も状況判断も不安定に)
- トラブルが起こりやすい(真摯に受け止めることが必要)
天中殺中の過ごし方
不安定な時期だからといって、ずっと何もしないということは現代的ではありません。では、どんなことを意識して天中殺中は過ごしたら良いのでしょうか。
- 精神性を高める
- 穏便に済ませることを学ぶ
- 公正明大・品行方正(真面目に誠実)に生きる
上の3つを意識すると良いですね。
具体的な行動としては
- 氏神様&産土神社への参拝
- お墓参り(父方&母方両方
- 親孝行(既婚者の方は配偶者の両親も)
- 恩返し
- ボランティア活動募金・寄付 などが良いと言われます。
人から言われたこと、社会貢献、勉強
天中殺中の行動として最も良いとされるのは、以下の3つです。
- 人から勧められたもの
- 他人を助けたり幸せにするもの
- 社会貢献に繋がる意識を持った勉強
これらの行動は天中殺中に行うのに非常に適していると言われます。
「天中殺」というと何かとても怖いもののように思われますが、 【自分の在り方が一番大切】であり、今までの不要な意識やこだわりを捨て【新しい自分に生まれ変わるためのチャンスの時期】 と捉えていただけたらと思います🙂🍀