1ハウス(1室)に土星がある人
人生における土星の役割
人が生まれた時の天体の配置を記したホロスコープ(出生図・ネイタルチャートなどと言います)で土星が配置されているハウス(場所)は、その人が人生において苦手感を抱くテーマを示していると言われています。
そのテーマ(ハウスによって異なる)に気づき、その苦手感を克服することによって、後に強みとなる。試練を通じて強い自分を作る力を与える星、それが土星!
乗り越えるまでは何度でも土星による試練が与えられ訓練を受けるうちに、乗り越え自分の強みなる、そんなテーマ。今回は1ハウスに土星がある場合を考えてみます。
1ハウスは、自分自身を表す
自分自身と言うと分かりづらいですが、要は人から注目される場面でどのような傾向を示すか、物事を始める自分らしいやり方はどんなか、人からどう見られるか、等、テーマは【自分】です。
そこに土星が入るとどうなるか…?
ひとことで言ってしまえば、真面目
元も子もないですが、真面目な人です。笑
土星は制限を設ける星(人生の道筋をつくってくれる星なので)。それ以上それ以下のないイメージです。
よって、1ハウスに土星がある人は、常識からはみ出す感じがない、安定した真面目な雰囲気を纏います。
ストイックな感じに出る場合も
自分自身にルールを設けたり、目標設定がしっかりしている。その上、無意識にそれに従おうと頑張ってしまうので、ストイックな感じに出る場合もあります。
自分の理想に近づこうと日々努力するのです。そして、その理想に届かないと「自分は何てダメな人間なんだ…」と思い悩んでしまう部分も。
年齢を重ねて、その理想に近づくにつれ、土星的な安定した温かい包み込むような魅力のある人になっていきます。
具体的な試練の形
自己肯定感が持てず、自分に否定的になりやすくなったり、人からどう思われているかが気になり、対人関係に苦手意識を持つ場合があります。外見にコンプレックスを持っている方も。
試練を乗り越えるとどうなるのか
忍耐強く、安定感・責任感のある人格を手にします。誰もが頼りたくなるような、この人に任せておけば安心!!と思えるような人物になるでしょう。
土星シリーズ
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