2017-10-27

相性鑑定【太陽】×【土星】のアスペクト

シナストリーって何?

簡単にいうと、西洋占星術で相性を見るための手法です。自分のネイタルチャートとお相手のネイタルチャートを重ね合わせて、どの星とどの星がアスペクトを持つかを一つ一つ確認していきます。

相性占いとは複雑なもの

シナストリー法では一つ一つの星を見ていきますので、この星とこの星の角度(相性)は良くても、この星とこの星の角度は良くない、ということも十分にありえることです。

例えば、公の自分を表す【太陽】とお相手の【太陽】は良い角度(ソフト・アスペクト)を取っていたとしても、プライベートな自分を表す【月】とお相手の【月】が悪い角度(ハード・アスペクト)を取っていたりすると、会社やある程度ビジネスライクな場面では意気投合できる相性ですが、日常生活やプライベートではなかなか上手く行きづらい相性になる、いうことです。

さらに、【太陽】同士、【月】同士と同一の星同士のアスペクトではなく、【月】と【太陽】とか、【金星】と【木星】とか、組み合わせは無数です…!さらには、前世・来世のご縁を見るために【ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル】を確認したり、セクシャルな相性などを見る時には【リリス】を確認したり…もします。

簡単にいうと、 西洋占星術の相性鑑定は少々複雑 です。

相性を見るためのチャートを作る方法

2つのホロスコープを重ね合わせて作る2重円のチャートを作れるサイトでホロスコープを作成しましょう。

nut’s wheelさんでも二重円のホロスコープを作ることができます。

自分の【太陽】と相手の【土星】にアスペクトがある場合

【太陽】は「公の自分」や「人生の目的」「進みたい方向」などを表し、【土星】は「制限」「ルール付け」「地に足をつけさせる」などを表します。

太陽と土星がシナストリー法でアスペクトを持つ場合、ソフト・アスペクトであろうと、ハードアスペクトであろうと、太陽側の人にとって土星側の人は「先生みたいな人」。自分を律してくれる存在です。

※相性鑑定では、ハード・アスペクトの関係は必ずしも悪い作用だけではありません。むしろ、男女の関係においては恋に落ちるスピードを速めたりすることもあります。

※合は吉凶両方の作用がありますが、シナストリーではソフトアスペクトに入れています。

【太陽】×【土星】ソフト・アスペクトの場合(合・トライン・セクスタイル)

自分の太陽と相手の土星がソフトアスペクトで繋がる場合、その相手は自分にとって「きっちりと手綱を取って良い方向へ導いてくれる人」です。人生の方向性や日々の生活態度などを「ちゃんとするように」引っ張っていってくれます。

逆に自分が土星側であるならば、相手の太陽によって元気をもらえるでしょう。生きる活力や心が温かくなるような相手です。

地に足がつく安定感のあるアスペクトなので、太陽側の人が若干の圧力を感じるものの、相性としては悪くなく結婚やビジネスパートナーには向いている配置です。

【太陽】×【土星】ハード・アスペクトの場合(オポジション・スクエア)

太陽側の人は、土星側からの圧力を猛烈に感じます。恋愛関係であれば、束縛や過干渉される恐れがあります。もちろんそれは土星側の真剣な気持ちゆえですが、土星側からすると太陽側の人は少し大らかすぎるように感じるのでしょう。

しかし、土星側の厳しい意見や忠告から、太陽側の人は「ちゃんとしよう」「しっかりしよう」という気持ちが生まれます。

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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