8ハウス(8室)に月がある人
人格の基礎である月
月は個人の【心】や【内面】などを表す非常に大切な星の1つです。月はその人そのものであり、最もリラックスした状態を表します。また、月は幼少時代に身についた“心のクセ”を表します。このクセ、つまり“感じ方・反応の傾向”は大人になっても変わらず、あまりにも当たり前のことになってしまっているため、自分では意識できない部分でもあります(しかし、身近な人には分かりやすいくらいに伝わっている反応です)。
自分の月のハウスを知る方法
出生時のホロスコープで自分の月の位置を確認してみてください。
ホロスコープは無料で作成できるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索してみてください。ハウスを調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。
自由にならない8ハウス
8ハウスは特定の誰かと深い関係を結ぶハウスであり、自分自身ではどうにも出来ない“自由ならざる部屋”とも呼ばれます。そこに心や感情を表す月がある人は、一度深い関係を築いた相手と自分を心や感情を同化させてしまい、なかなか離れられない傾向になります。つまり、誰かと深い絆を結ぶと自分の心も自由にならないほど、深く同化してしまう性質を持ちます。
一方で、自分が心地よいと思える場所や人を探す感覚に優れているので、所属する集団では違和感なく溶け込む才能があります。
8ハウスは受け取る部屋
8ハウスは自由にならざる部屋であり、自由にならない=人から受け取る部屋 でもあります。自分で取りに行くのではなく『もらう』部屋なのです。そこに基本的に受け身である月が入ることにより、人から愛される・もらえる人となります。また、月は「母親」を表すため、お母様から何かを受け継いだり、遺産や形見を受け取ることも考えられます。