9ハウス(9室)に冥王星がある人
人生を変化させる星、冥王星
冥王星が黄道12宮を一周するために必要な時間は約250年間。ひとつのサインに長く留まるため冥王星のサインは世代的な特徴を表していると言えます。個人の性質をみるのであれば、どのハウスに入室しているかを確認します。
出生時のホロスコープ(ネイタルチャート)で冥王星がどのハウスにあるかで、その人が持つ才能とその変化が分かります。
自分の冥王星のハウスを知る方法
出生時のホロスコープで自分の冥王星の位置を確認してみてください。
ホロスコープは無料で作れるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索してみてください。ハウスを調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。
高い知性を持った人
冥王星が9ハウスにある方は、生まれつき高い知性を持っています。よって、少しのことを聞いて全てわかってしまうような卓越した能力が備わっています。しかし、その能力を使って知識を周りと分け合うと「相手より頭の良い自分」がいなくなってしまうようでもったいなく思い、自分の知識を表現して他人に批判されたくないといった理由で、能力を発揮せずにいる場合があります。
自分の方が頭が良い、知識が豊富だというふうに思っていると、それはのちに相手の至らなさに向けての怒りや軽蔑に変わってきます。そうなると、自分自身の知識の深さにも底が見えてきてしまいます。
本物の知性を活用していく
まずは、話のさわりを聞いて全体を掴むひらめきが生まれたならば、それを周囲の人に話してみましょう。「それはいいアイディアだね」と言われるかもしれないし、あるいは批判にさらされる時もあるかもしれません。例え批判されたとしてもそれは、あなたの知識や知性を深めるきっかけになり、自分でも気がついていなかった知性のバランスを整えることにもつながります。
自分の知性によって相手をコントロールしようとしないこと、自分の中に生まれたひらめきを他人と共有していくこと、それが大切です。