2018-03-17

相性鑑定【月】×【天王星】のアスペクト

シナストリーって何?

簡単にいうと、西洋占星術で相性を見るための手法です。自分のネイタルチャートとお相手のネイタルチャートを重ね合わせて、どの星とどの星がアスペクトを持つかを一つ一つ確認していきます。

相性占いとは複雑なもの

シナストリー法では一つ一つの星を見ていきますので、この星とこの星の角度(相性)は良くても、この星とこの星の角度は良くない、ということも十分にありえることです。

例えば、公の自分を表す【太陽】とお相手の【太陽】は良い角度(ソフト・アスペクト)を取っていたとしても、プライベートな自分を表す【月】とお相手の【月】が悪い角度(ハード・アスペクト)を取っていたりすると、会社やある程度ビジネスライクな場面では意気投合できる相性ですが、日常生活やプライベートではなかなか上手く行きづらい相性になる、いうことです。

さらに、【太陽】同士、【月】同士と同一の星同士のアスペクトではなく、【月】と【太陽】とか、【金星】と【木星】とか、組み合わせは無数です…!さらには、前世・来世のご縁を見るためにドラゴンヘッド・テイルを確認したり、セクシャルな相性などを見る時にはリリスを確認したり…もします。

簡単にいうと、西洋占星術の相性鑑定は少々複雑です。

相性を見るためのチャートを作る方法

2つのホロスコープを重ね合わせて作る2重円のチャートを作れるサイトでホロスコープを作成しましょう。

nut’s wheelさんでも二重円のホロスコープを作ることができます。

自分の【月】と相手の【天王星】にアスペクトがある場合

【月】は「感情」や「内面的な自分」などを表し【天王星】は「変化」を表す星。月と天王星がシナストリー法でアスペクトを持つ場合、気持ちに変化をもたらす相手と言えるでしょう。その「変化」はソフト・アスペクトかハードアスペクトかで現れ方が変わってきます。

※相性鑑定では、ハード・アスペクトの関係は必ずしも悪い作用だけではありません。むしろ、男女の関係においては恋に落ちるスピードを速めたりすることもあります。
※合は吉凶両方の作用がありますが、シナストリーではソフトアスペクトに入れています。

【月】×【天王星】ソフト・アスペクトの場合(合・トライン・セクスタイル)

感情の「月」と変化の「天王星」がソフトなアスペクトを組む場合、この人と一緒にいると、あなたの気持ちはワクワクドキドキするような、あるいはキューーーンとするような、とても変化に富んだものになるでしょう。

その変化を好意的に受け入れることができるのがソフトアスペクトです。一緒にいるといつも新鮮な気持ちを味わうことができ、飽きません。

【月】×【天王星】ハード・アスペクトの場合(オポジション・スクエア)

ソフトアスペクト同様に「気持ちに変化をもたらしてくれる相手」ではありますが、ハードアスペクトの場合は、その気持ちの波が極端で、自分自身でも抑えられないような不安定な気持ちも一緒に抱くことになりそうです。

最初は良くても長く一緒にいると少し疲れてしまうこともあるでしょう。

しかし、精神的に落ち込んでいる時にこの人と居ると一瞬にしてやる気が出てくるような、不思議な力を発揮する関係性でもあります。

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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