2017-06-29

11ハウス(11室)に冥王星がある人

人生を変化させる星、冥王星

冥王星が黄道12宮を一周するために必要な時間は約250年間。ひとつのサインに長く留まるため冥王星のサインは世代的な特徴を表していると言えます。個人の性質をみるのであれば、どのハウスに入室しているかを確認します。

出生時のホロスコープ(ネイタルチャート)で冥王星がどのハウスにあるかで、その人が持つ才能とその変化が分かります。

自分の冥王星のハウスを知る方法

出生時のホロスコープで自分の冥王星の位置を確認してみてください。

ホロスコープは無料で作れるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索してみてください。ハウスを調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。

組織や集団の問題点を見抜く人

冥王星が11ハウスにある方は、組織や集団内に隠された問題点や間違いを見抜く能力を備えています。どうやったらその集団がより良い状態になるか、うまく回っていくかがわかる能力です。しかし、そういった問題点を指摘すると、みんなから浮いてしまうのではないか、煙たがられるのではないかと不安に思うあまり、その問題点を気がつかなかったことにしてしまう傾向があります。

問題点を指摘せずにその場の雰囲気に合わせていれば確かに波風は立ちません。けれども、それではその集団は一向に向上せず、冥王星を11ハウスに持つ人の能力も持ち腐れになってしまいます。自分の能力を抑え込むと、その不満は問題点に気がつかない周囲の人に対しての不満に繋がっていきます。

能力を解放し、集団の中にポジションを見つける

思い切って自分のアイディアを発表すると、一時的に拒否感や反発を受けることもあるでしょう。しかし、それは自分の意見を堂々と表明していく人になるためにどうしても通らなくてはならない道です。自分の意見をはっきりと言えるようになれば、周りの評価も自ずと変わってきます。あなたの意見が有効だと皆が気づけば、集団内のポジションも自ずと変わってくるでしょう。

そうなれば、集団や組織の問題点を見抜く能力が開花され、集団において益々必要な人物になっていき、あなた自身も自分の中にやる気や力がみなぎってくる感覚を味わえるようになるでしょう。その時にはもう、相手に拒否されることすら恐れるものではなく、相手の意見も聞き入れより良い方向へ集団を引っ張っていくこともできるようになっています。

 

12ハウス別の冥王星

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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