2017-06-18

6ハウス(6室)に冥王星がある人

人生を変化させる星、冥王星

冥王星が黄道12宮を一周するために必要な時間は約250年間。ひとつのサインに長く留まるため冥王星のサインは世代的な特徴を表していると言えます。個人の性質をみるのであれば、どのハウスに入室しているかを確認します。

出生時のホロスコープ(ネイタルチャート)で冥王星がどのハウスにあったかで、その人が持つ才能とその変化が分かります。

自分の冥王星のハウスを知る方法

出生時のホロスコープで自分の冥王星の位置を確認してみてください。

ホロスコープは無料で作れるサイトが多く存在します。インターネットで【ホロスコープ】を検索してみてください。ハウスを調べるには生年月日、出生時間(正確なもの・母子手帳などでご確認を)、出生場所が必要です。

物事を順序だてて構成する

冥王星が6ハウスにある人は、物事を分析し順序だて構成する能力に優れています。この能力によって、物事を効率よくこなしていくアイディアが無数に浮かぶのですが、それを発言した時に批判されたり、もしくは鼻で笑われたりはしないかと心配し、口にしないことがあります。

しかし、そのように自分を抑えていると、「こんなことも分からないのか」と心の中で人を馬鹿にしたり、もっと効率的・合理的に解決しない人たちに対して怒りがこみ上げてくるようになります。

そうなると自分自身の心も冷静を保てなくなり、その状況そのものを壊してしまいたい欲求にかられるようになります。

自分だけが正しいわけでは無い

ある時に決意し、その状況の問題点を指摘することによって、新しい合理的なシステムが生まれます。その時に人間関係に多少のざわめきが生まれるかもしれませんが、何かを変えようとする時には避けられないことでもあります。

もう一歩踏み込むならば、自分だけが正しいというわけでは無いという事実を冥王星を6ハウスに持つ人が知ることになると、自分の正当性のために分析眼を使うことをやめ、非常にフラットな目線で状況の問題点と解決策を見出せるようになります。純粋に「この状況を良くするために、役に立ちたい」という気持ちで行動できるようになります。

そうなれば、6ハウスの冥王星を上手に使いこなせるようになり、自然と自分にも周囲にも有効な人間関係を作っていけるでしょう。

 

12ハウス別の冥王星

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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