10ハウス(10室)に土星がある人
人生における土星の役割
人が生まれた時の天体の配置を記したホロスコープ(出生図・ネイタルチャートなどと言います)で土星が配置されているハウス(場所)は、その人が人生において苦手感を抱くテーマを示していると言われています。
そのテーマ(ハウスによって異なる)に気づき、その苦手感を克服することによって、後に強みとなる。試練を通じて強い自分を作る力を与える星、それが土星!
乗り越えるまでは何度でも土星による試練が与えられ訓練を受けるうちに、乗り越え自分の強みなる、そんなテーマ。今回は10ハウスに土星がある場合を考えてみます。
10ハウスは、天職・天命を表す
10ハウスは、持って生まれた才能を社会のために活かすことを示すハウスです。人によっては地位や名誉を示す場合もあります。
そこに土星が入るとどうなるか…?
仕事に気合を入れさせられる
社会で自身の才能を活かせていないと土星によって訓練が入り、仕事に対して強制的に気合を入れざるを得ない状況になります。その結果、仕事に気合が入り社会的に成功し地位や名誉を手に入れる人も多いでしょう。
器を大きくする訓練
努力して地位や名誉を獲得すると、今度はそれを手放すのが怖くなります。結果、保身に走りがちになります。周りで新しいことにチャレンジしようとする人を許せなかったり、自分の地位を脅かしそうなものに対しては拒否感を抱いたりします。そういったものを受け止められるように訓練する必要が出てきます。
試練を乗り越えるとどうなるのか
まず、地道にコツコツと努力を重ねて試練を乗り越え、現実的に自身の才能を社会で生かすことにより、社会的な成功を得ることができるでしょう。その後、周りの人に対して大きな心で接することができるようになった時、10ハウスの土星の力を真に使いこなせるようになるでしょう。
土星シリーズ
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