8ハウス(8室)に土星がある人
人生における土星の役割
人が生まれた時の天体の配置を記したホロスコープ(出生図・ネイタルチャートなどと言います)で土星が配置されているハウス(場所)は、その人が人生において苦手感を抱くテーマを示していると言われています。
そのテーマ(ハウスによって異なる)に気づき、その苦手感を克服することによって、後に強みとなる。試練を通じて強い自分を作る力を与える星、それが土星!
乗り越えるまでは何度でも土星による試練が与えられ訓練を受けるうちに、乗り越え自分の強みなる、そんなテーマ。今回は8ハウスに土星がある場合を考えてみます。
8ハウスは、深い絆を持った他者から受け取ることを表す
8ハウスは、他者から受け取るハウスです。ただ単に受け取るわけではなく、人と絆を深めていく、その過程で受け取るという解釈が難しいハウスでもあります。具体的に表すと、遺産などもそうですし、パートナーの金銭、性的なこと、夫婦関係、先祖から受け継ぐものなどもこのハウスに含まれます。
そこに土星が入るとどうなるか…?
受け取ることが出来ない
他者から受け取ることに対して拒否感が出やすくなります。受け取ること以前に、他者と深い絆を築いて行くこと自体に苦手感を持っている場合もあります。
自分の内部に触れられたくない
相手を拒否することは同時に自分も開いていないということ。自分の内部を他者に触れられることに対して恐怖感があります。そのことによって気持ちを通わせることが難しくなってきます。
試練を乗り越えるとどうなるのか
他者との深い絆を結べるようになると、自分ではない人のために、自分と他者との境界を超えて力を尽くせる人になります。そのことによって、他者も自分もより高度な精神へと成長していくでしょう。
土星シリーズ
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