12ハウス(12室)に土星がある人
人生における土星の役割
人が生まれた時の天体の配置を記したホロスコープ(出生図・ネイタルチャートなどと言います)で土星が配置されているハウス(場所)は、その人が人生において苦手感を抱くテーマを示していると言われています。
そのテーマ(ハウスによって異なる)に気づき、その苦手感を克服することによって、後に強みとなる。試練を通じて強い自分を作る力を与える星、それが土星!
乗り越えるまでは何度でも土星による試練が与えられ訓練を受けるうちに、乗り越え自分の強みなる、そんなテーマ。今回は12ハウスに土星がある場合を考えてみます。
12ハウスは、潜在意識・深層心理などを表す
12ハウスは、ホロスコープにある12のハウスの中で解釈が一番難しい場所であると感じます。普段起きている時には意識できない、自分自身の奥底にある潜在意識や深層心理、他には隠されたもの・秘密などを表します。
そこに土星が入るとどうなるか…?
なぜかいつも不安
心の奥にはっきりと認識できない不安を持つことが多くなります。もやっとした、霞んだ、はっきりと解明できない不安です。心に重りが乗っかっているような重苦しい気持ちを持つ人もいるでしょう。自分だけがきちんと評価されていないような、自分だけが辛いような、そんな気持ちを抱くことも。
スピリチュアル、心理の世界に
スピリチュアルな世界や心理の世界で、自身の不安感の答えを求める欲求を持つこともあります。精神世界や宗教などにも興味が向くこともあるでしょう。
試練を乗り越えるとどうなるのか
自分の意識が及ばないところに、しっかりとした現実的で頼れる味方(土星)がいます。自分の心と向き合っていくことでその存在に気付くこともあるかもしれません。自分自身や周囲の人の内面を見つめることができる人になるでしょう。
土星シリーズ
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