2020-02-15

【四柱推命】占い師・鑑定師に向く星

「占い師に向いていますか?」

四柱推命には色々な星がありますが、その中でもいわゆる『占い師・鑑定師に向く』と言われる星があります。

個別鑑定や講座受講の無料相談でもよく聞かれる質問の一つです。

四柱推命ではいわゆる「占い師にむく」と言われる星がいくつかあります。

占い師・鑑定師にあるとうれしい星

偏 印

通変星「偏印」は0から新しい概念を生み出す力を持つ発想力の星。

偏印が表すものとして、医療・ITに並び【占い】があります。

(実際に講座受講生さんや鑑定をご依頼いただく方の命式にはこの偏印があることが多いです)

医療もITも占いも、実際には手に取れないものを見ていくものであり、その力が偏印にはあります。

長 生

十二運星「長生」は存在自体が信頼を受ける星。

  • この人ならば信頼できる

そんな雰囲気を纏っています。

実績や裏付けがなくても人から信頼される星です。

長生は「長男の星」とも言われ、昔は家を継ぐ立場でした。

長男は土地や家などを担保にすることができ、それらが社会的な信用へと繋がっていました。

よって、長生を持つと人から信頼されるのですね。

偏印-長生

上の偏印と長生が命式内で上下に連なって現れる「偏印長生」

これは、そのまま「占い師の星」と言われています。

占い(偏印)が信頼(長生)される並びです。

鳥海流四柱推命の鳥海伯萃先生、六星占術の細木数子さんなどもお持ちです。

十二運星「衰」はアドバイザー的立場に立ちやすい星。

老人を意味する星であり、アドバイスが的確で発言に重みがあります。

よって、占い結果を受け止めていただきやすくなります。

十二運星「死」は直感力・霊感の星。

スピリチュアル的要素を含む星なので、鑑定においては強い味方になります。

十二運星「病」は想像力・妄想力の星。

「病」は個人的に「占い師にあると嬉しい星」に加えたい星です。

これは特にホロスコープ鑑定の時に思うのですが、

無数に広がる解釈の幅の中でどの言葉を選び、どのように紡いでいくのか、

その引き出し(想像力)が病の人は無限にあると感じます。

↓「病」と「死」についてはこちらの記事でも書きました

『小人が見える』を西洋占星術と四柱推命で考える

これらの星がないと占い師にはなれないの?

これまで挙げました「偏印・長生・偏印長生・衰・死・病」

私、持っていません…!

しかし、占い師・鑑定師として活動しています。

なぜか?

いわゆる「占い師の星」が無い代わりに、自分が持つ星を使って「占い師」をしています。

例えば、お仕事の柱にある「印綬」は先生の星。

個別鑑定もしっかりと分かりやすく伝えるスタイルをとっています。

向いている星があるから占い師になる?

もちろん占い師の道を進みたくて「占い師に向く星」があれば、それらをしっかり活かして進むのが良いと思います✨

だけれど、

占い師に向いている星があるから、占い師になる?

占い師に向いている星が無いから、占い師にならない?

こんな考え方になっているときは注意が必要です💭

「星(命式・占い)」に振り回されている生き方だからです。

どのように星(強み)を活かすか

大切なのは、自分の星をどのように占い師としての活動に活かすか、です。

これは占い師に限った話ではなく、全ての仕事・生き方に共通します。

自分の夢を実現するために、自分の星をどう活かす・使うか。

そう考えると、占い師に向いていない人なんて存在しません。

やりたいか、やりたくないか

占い師になりたいと思えば、なれます。

どの人も自分のやりたい仕事に就き、自分の望む人生を歩んで行くことができます🌞

 

「私には〇〇の星が無いから…」

そんなふうに「星(占い)」のせいにして、行動すること・やりたいことから逃げていませんか?

 

星(占い)は人生の可能性や幅を狭めるものではなく、

より自分らしく楽に生きるためのヒントとなるものです🚩

占いを活用して、望む人生の一歩を踏み出しましょう。

サイト管理者:やなかえつこ
【西洋占星術・四柱推命】鑑定師・講師(初めましてのかたへ→自己紹介

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