宇多田ヒカル『俺の彼女(Fantôme)』と蠍 座
宇多田ヒカルさんの久しぶりのアルバム、やっと聴きました。
2曲め『俺の彼女』が蠍座っぽい
要は、相手に合わせていたけれど、本当の自分はもっと違くて、もっと深くもっと奥まで相手の事を受け入れたいし、受け入れてほしいという曲です(多分)。これがすごーく、蠍座っぽいなぁと。
蠍座の金星なんかを持つと、なんというか、自分のどろどろの愛とか気持ちを相手にどこまで出せばいいのか無意識に調整しているというか、最初からどっばーっと出すと相手に引かれるんじゃないかと思って、小出しにしているような感じです。これくらいどう?これくらいは?じゃぁこれぐらいはいける?みたいな。笑
なんせ、相手の事を取り込んで自分も相手もぐちゃぐちゃに溶かして一体化したいわけですから、胸の内はそりゃぁもうマグマのごとく濃くて熱いわけですよ。
ただ、本人も怖いわけです。相手と一体化するためには今の自分を一度殺さなくてはならない(例えです)。取り込むだけじゃなくて、自分の別の自分に生まれ変わるのです。
で、元も戻るのですが、相手にもそれくらいの情熱があるか、そもそも相手にはそれぐらいの覚悟があるか、素知らぬふりをしてチェックしているのです。時にはわざと突き放したりして試します。それでも頑張ってくれると安心するのです。タチが悪いのはここまで全て無意識でやっています。
相手に覚悟があるとわかってからの蠍座は… こわいと言われる所以はこの辺でしょうか。笑 もう一途で他に何も見えません。ただ、悲しいけれど他人って変わらないですよね。相手が悪かった場合、最後まで受け入れてもらえなくて一体化できないわけですよ。そうすると、今度は分離作業です。これがキツイです。もう自分は半分溶けて元の自分にも戻れない。でも、相手とは一体化できない。その溶けた自分で新しい自分を作る作業です。そんな感じで蠍座の恋愛ってやっぱり濃いなぁと思います。
9曲め『忘却』は海王星っぽい
もうタイトルからしてそうなのですが、漂う空気感が海王星だなぁと。そして、聞いてみるとまた海王星だなぁと思いました!以上!(短い!)
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