【正玄流四柱推命】自然に掴める運気(干合変通星)
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干合変通星
【正玄流四柱推命】では、干合変通星を用いて四柱推命の解釈を行ないます。
十干は、干合によって一部違う五行に変化し、干合後の五行が元の五行を包み込みます(雪見だいふくのお餅が干合の五行、アイス部分が元の五行のイメージ)
それにより変通星(*正玄流では通変星を変通星と呼びます)も、例えば「比肩付き偏官」など一部が変化した変通星が生まれ、これを干合変通星と呼びます。
欲したものが環境に用意されている運気
正玄流四柱推命では、
- 内神(自分がしたいこと・欲すること)
- 外神(環境)
となるため、
日干(内神)・年干(外神)より導き出した干合変通星同士に「同じ変通星」が有る場合、
それは、その人が【自然と掴める運気】の中に居るということになります。
🚩元々、日干と年干が同じ場合には常に導き出される変通星も同じになるため、その方は生涯を通じて常に【自然と掴める運気】に居ることになります。
私の【自然と掴める運気】(一例として)
私の【自然に掴める運気】は 偏官・傷官・偏財・正財の4つ。
🍀各通変星のイメージついてはこちら
運気で巡って来る時に自然と掴める
私にとって【自然と掴める】偏官(甲)・傷官(乙)・偏財(丙)・正財(癸)
それぞれ()内の十干が巡って来るタイミングで「欲する時に得られるもの」です。
運気で巡るパターンとしては以下となります。
- 大運(10年ごとの大きな運気)
- 年運
- 月運
(日運・時運もありますが、単体では影響が大きくないため大きく分けて上の3つとします)
大運で検証
私の大運(正玄流)では、第4運 32才〜42才まで丙が巡ってきます。
この時、私の運気は
内神(欲するもの):比肩付き偏財
外神(環境):偏財付き偏印 となります。
第4運(32才〜42才)は
「自分の力(比肩)で財・人脈(偏財)を得たいと望む=内神」
「環境に財・人脈(偏財)に包み込まれた偏印が有る=外神」
【財・人脈】は両者に通ずるものであり、この10年はそれらを自然と得られる10年になるということです。
(実際には、大運干支の蔵干の影響で、一番強い偏財-偏印の作用が起きた40才の時に占い(偏印)鑑定師として起業しています)
年運・月運をうまく使う
大運は大きなかたまりであるため、現在のタイミングがドンピシャでないと意識して活用するのが難しくなります。
よって、より身近な範囲で活用するためには「年運・月運」を利用しましょう🚩
開運のために
「自然に掴める運気」が巡っている時には、自然と得られるのでそれを利用すると良い。
「自然に掴める運気」が巡っていない時には、
外神から導き出す変通星の事柄に意識を向けて行動することで、それを得られるチャンスがあります💫
参考書籍
内神・外神について
●外神でみる2020年の年運(p20~24)
●外神戊土の2020年の運気・12ヶ月分(p190~215)の執筆を担当しました🖊
外神ごとに2020年の年運・月運・日運が書かれているので、どこに標準を合わせて行動すれば良いか分かりやすくなります。
干合変通星について
干合変通星についてはこちら(↓)でも少し触れています
お手に取ってくださると嬉しいです📚✨