【四柱推命】通変星の組み合わせ 1(主星 比肩・劫財・食神・傷官 編)
命式内主星とその他通変星の組み合わせ
命式内赤い部分(月柱蔵干通変星)を【主星(しゅせい)】と言います。
この主星によって、命式内に一緒にあると嬉しい星・嬉しくない星が違ってきます。
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主星比肩
○自分が生み出す「食神・傷官」が命式にあるのを喜ぶ
エネルギーの注ぎ先である目標を見つけやすくなるため、食神・傷官が命式内に一緒にあるのを喜びます。
○自分を剋す「正官・偏官」が命式にあるのを喜ぶ
個人プレーが得意な比肩ですが、命式内に「責任感」「組織」を表す「正官・偏官」があることでチームプレーも出来るようにり、チーム力によって長期戦も可能となります。
主星劫財
○自分を剋す「正官・偏官」が命式にあるのを喜ぶ
命式内に「責任感」「組織」を表す「正官・偏官」があると、社会性が備わり自分を律してしっかりとリーダー役を務められるようになる
*劫財と共にあるのは、規律を重んじる正官が特に好ましい(目上の人や取引先からも高く評価される)
*劫財と共に偏官がある場合は、蔵干通変星に偏官があることが好ましい(年柱通変星にあると仕切り屋が悪目立ちしやすく、月柱通変星にあると主星劫財とぶつかり転職が多くなる)
×自分が剋す「正財・偏財」が命式にあると…
劫財によって財星が傷つくことにより、財星の悪い面「計算高さ」が強調されてしまう。
「損して得とれ」の精神を学ぶと良い
(劫財・財星と共に官星がある場合はバランスが取れる)
主星食神
×自分が剋す「正官・偏官」が命式にあると…
仕事の場面でのんびりした性質が部分が出やすくなるので、しっかりと気を引き締めて仕事をすると意識すると良い
(財星が共にある場合はバランスが取れる)
×自分を剋す「偏印・印綬」が命式にあると…
明るさやおおらかさが弱まり、心配性・考え過ぎになりやすい
*偏印+食神の組み合わせは「倒食」と呼ばれる。ネガティブにならないようにしっかりと意識して気をつける
(印星を剋す財星があれば影響は弱まる)
主星傷官
○自分が生み出す「財星」が命式にあるのを喜ぶ
他者の気持ちを想像できるようになるため語気が弱まって人間関係が円満になる
○自分を生み出す「自立星」が命式にあるのを喜ぶ
体力・気力が強化され実力が発揮できる(多少口が悪くても実力で圧倒できるようになる)
○自分が剋す「官星」が命式にあるのを喜ぶ
「組織」を意識することで、直球の発言が少なくなる
○自分を剋す「印星」が命式にあるのを喜ぶ
元々持つセンスに「知性」が加わり、激しい性格を弱めてくれる(影響力が弱い年柱にあるのが望ましい)