2020-04-16

【四柱推命】生まれながらの天中殺(4)宿命中殺・日座中殺

生まれながらの天中殺(宿命中殺)とは

宿命中殺は、自身の命式内に天中殺を持っている人のこと。

(1)生年中殺

天中殺の枠上段(ピンク四角)の十二支が、年柱(ピンク丸)にある人

(2)生月中殺

天中殺の枠上段(ピンク四角)の十二支が、月柱(ピンク丸)にある人

(3)生日中殺

天中殺の枠下段(紫四角)の十二支が、日柱(紫丸)にある人

(4)日座中殺

甲戌・乙亥のいずれかがある人

ご自身の星をこちらで調べられます
(fortune jewelさんの命式作成サイトをご紹介しています)

(4)日座中殺

日柱・月柱・年柱(上記命式 青紫の部分)のどこかに、甲戌・乙亥のいずれかがある人です。

日柱にある場合が一番強く影響を受け、月柱→年柱の順番で影響が薄くなります。

日座中殺を持つ人は、一般的な書籍などでは「結婚に向かない」「結婚運が悪い」とされています。

鑑定でお話を聞く上では、結婚がうまくいっていないという方全員に日座中殺があるわけではなく、

日座中殺がある=結婚がうまくいかない・日座中殺が無い=結婚がうまくいくといわけではありません(当たり前のことです)

ただ、日座中殺をお持ちの方で「型にこだわらない結婚」をされている場合はあります。

よって日座中殺の人はいわゆる一昔前の『結婚』には向かないと言えるでしょう。

ひと昔前の結婚って…?

日座中殺について、私なりの考えを書きたいと思います🙂

一般的な書籍で言われる「日座中殺は結婚運が悪い」

ここでいう結婚は「ひと昔前まで言われていた結婚観」だと考えます。

  • 夫が働き、妻が専業主婦
  • 家事育児は全部妻がやる 等

日座中殺の人は、この枠に収まるのが苦手です。

算命学では日座中殺は「不完全を愛する人」とされます。よって「型にハマった家庭(結婚)」が苦手となります

『完璧な結婚生活』を目指すと苦しくなり、『結婚』に対しての葛藤が深くなります。

日座中殺の対策

日座中殺の人が葛藤から抜けるためには、普通と違う結婚生活を選ぶこと。あるいは結婚しないという選択肢も有りと考えること。

普通(一般的に思い描かれやすい)と違う結婚生活には、

  • 事実婚
  • 別居婚
  • 週末婚
  • 年の差婚
  • 国際結婚 などがあります🚩

日座中殺をお持ちで、結婚しても いつまでも恋人同士のような感覚で過ごしうまくいっているご夫婦もいらっしゃいます。

 

その他宿命中殺

【四柱推命】生まれながらの天中殺(1)宿命中殺・生年中殺

【四柱推命】生まれながらの天中殺(2)宿命中殺・生月中殺

【四柱推命】生まれながらの天中殺(3)宿命中殺・生日中殺

サイト管理者:やなかえつこ
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