【四柱推命】生まれながらの天中殺(3)宿命中殺・生日中殺
生まれながらの天中殺(宿命中殺)とは
宿命中殺は、自身の命式内に天中殺を持っている人のこと。
(1)生年中殺
天中殺の枠上段(ピンク四角)の十二支が、年柱(ピンク丸)にある人
(2)生月中殺
天中殺の枠上段(ピンク四角)の十二支が、月柱(ピンク丸)にある人
(3)生日中殺
天中殺の枠下段(紫四角)の十二支が、日柱(紫丸)にある人
(4)日座中殺
甲戌・乙亥・庚子のいずれかがある人
(3)生日中殺
日柱が天中殺になっている人です。
日柱は主に「自分自身」「プライベートな自分」などを表す柱であり、
生日中殺を持つ人は、一般的な書籍などでは「親が理解できない子どもになる」とされています。
生日中殺に該当する命式かどうか調べる際には、年柱(親や目上の人を表す)の天中殺より導きだすため
鑑定で生日中殺を持つ方にお話を聞くと、親御さんとうまくいってない方もいらっしゃいますが、そうでない方も多い印象です。
どちらかというと「独特な感性」を持っていたり、他人から「変わっている」「天然」言われるとのお声が多いです。
生日中殺の人は特に「私は誰にも理解してもらえない」という気持ちを生じやすい=自分自身に対して葛藤しやすいと言えるでしょう。
「分かってもらえない」孤独
生日中殺の人について、私なりの考えを書きたいと思います🙂
自分自身を表す「日柱」が天中殺となり不安定な生日中殺の人。
「これが自分!」という感覚を持ちづらく、その時々で反応や行動が変化しがちです。
他者から見れば「理解できない」「変わっている」というふうに映ることでしょう。
親との関係において
生まれた時から持つ天中殺が宿命中殺ですので、一番理解してほしい親にも理解をしてもらえないこともあったかと思います。
そうした中で「私は誰にも理解してもらえないんだ」「分かってもらえないんだ…」という孤独感を持ってしまうことも。
生日中殺の対策
生日中殺の人が葛藤から抜けるためには、他人と違って当たり前、と自分を受け入れること。
理解してもらおうと自分を抑えたり、周りに馴染もうとしても苦しくなります。
他人と違う自分を受け入れ「変わっているぐらいでちょうどいい」そう思えるようになると楽に生きられます。
生日中殺の人
私自身は、生日中殺を持つ方を『愛すべき個性を持つ人々』と認識しています。
生日中殺についてはこんな記事も書いておりますので、合せてご覧ください✍