【四柱推命】生まれながらの天中殺(1)宿命中殺・生年中殺
生まれながらの天中殺(宿命中殺)とは
宿命中殺は、自身の命式内に天中殺を持っている人のこと。
(1)生年中殺
天中殺の枠上段(ピンク四角)の十二支が、年柱(ピンク丸)にある人
(2)生月中殺
天中殺の枠上段(ピンク四角)の十二支が、月柱(ピンク丸)にある人
(3)生日中殺
天中殺の枠下段(紫四角)の十二支が、日柱(紫丸)にある人
(4)日座中殺
甲戌・乙亥・庚子のいずれかがある人
(1)生年中殺
年柱が天中殺になっている人です。
年柱は「両親・祖父祖母・目上の人」を表す柱であり、
生年中殺を持つ人は、一般的な書籍などでは「上司・親・先生など目上の人との縁が薄い」とされています。
実際には鑑定などで生年中殺を持つ方にお話を聞くと、
- 早くに下宿(一人暮らし)を始めた
- 家を出てから楽になった
- 親が過保護で窮屈だった
- 両親と仲が悪いわけでは無いが、実家にいた時は親の目を気にして生活していた
などのお話を聞くことができました。
このことから
生年中殺の人は、いつまでも親元にいると親子関係で葛藤が生じやすいとも言えるでしょう。
生年中殺の対策
生年中殺の人が葛藤から抜けるためには、自立すること。
早めに一人暮らしをしてみる・実家暮らしであっても親に頼らず生活するよう心がけましょう。
家にお金を入れて金銭的に自立するのも良いですね。
葛藤は悪では無い
早くから親元を離れ自立するということは、その分苦労も多くなります。
しかし、生年中殺の人はそういった経験から人間的な成長を促されます。
それによって得られた経験は、人生を俯瞰で見た時に「自分の強さ」となっていることに気が付くでしょう。