【四柱推命】 いわゆる「悪い」とされる運気の時は?
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「悪い」とされる運気
四柱推命にはいわゆる「悪い」とされる運気があります。
例えば、天剋地冲(てんこくちちゅう)・納音(なっちん)・晦気(かいき)などです。
しかし運気自体に良い悪いは無い
運気のリズムには上下がありますが、
絶対的な「良い」「悪い」はありません。
何故ならば、一見すると多くの人が「悪い」としがちな出来事も、その人の人生にとっては必要な出来事であったり、その後人生において大きなターニングポイント、“大切な出来事” になることもあるからです。
運気をどのように受け止めるか
「悪い運気」と言われる「天剋地冲(てんこくちちゅう)・納音(なっちん)・晦気(かいき)」などは、人生が変わる出来事が起こりやすいと捉えることができます。
もちろん対策はしておくに越したことはありませんが、必要以上に恐れ「悪い」と思い込む方がよくありません。
「悪い」と思うことにより、起こった出来事は「悪い出来事」(と認識)されます。
それを踏まえた上で、天剋地冲・納音・晦気の期間をどのように過ごすかが大切なのです。
以下、それぞれの運気の説明と対策方法です✍
天剋地冲の対策
天剋地冲は「相剋」「沖」が重なる年です。
破壊・衝撃・離れる・反発などのイメージを持ちます。
それゆえに天剋地冲が巡る運気の時は、これまでのことが壊れるような衝撃を受ける場合があります。
現状維持やこれまでの自分を変えたく無い人、進化することに対して後ろ向きの人にとっては、破壊を伴う出来事が訪れることによって大きなダメージを受けます。
しかし、破壊の後には必ず新しいものが生まれます(この辺りは西洋占星術における冥王星のような働きを感じることができます)
よって、天剋地冲は「今の自分を変えたい、変化したい」という人には追い風になる可能性も秘めています。
納音の対策
物事が白紙に戻りやすい運気とされる「納音」
重要な契約等はこの期間は避けた方が無難です。
納音が巡る運気の時は、感謝の気持ちを忘れ天狗になった瞬間に全てのものが崩れてしまう危うさを孕んでいます。
よって、納音の時は周りへの感謝や初心を忘れずに過ごしましょう。
晦気の対策
晦気が運気で巡ってくると「自分らしくない行動」をしやすくなります。
普段と違う動きをしやすいのでトラブルの対処が難しくなるのも特徴です。
この時期は特に健康面に注意しつつ、お金絡みのトラブルにも気を付けましょう。
無茶な行動はしないことが大切です。
運気は「絶対」ではない
- 運気に絶対的な良し悪しは無い(受け取る人次第)
- 運気の波が低いにある時に成功することもあれば、運気の波が高い時に失敗することもある
- 人生を決めるのは「運気」ではなく「あなた自身」
- 理想の人生を実現するために「運気」を使う
運気については「知っておくこと」が大前提で、その上で活用するものです。
運気との向き合い方
「××の運気ですが〇〇するのはダメですか?」という考え方よりも、
「××の時期に△△をする際、どんなことに気をつけると上手くできるか」という考え方にチェンジすることで、より「運気」を活用していけるようになります🚩